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谷口英治&嶋津健一 スーパーデュオat Cantata [Jazz Live]

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昨夜の銀座Cantataサロンコンサートは、2年振りに谷口英治氏のJazz Clarinetの世界を堪能しました。

今回も嶋津さんのセンスのいいピアノが谷口さんのマイルドな響きによく合い、
極上のサウンドを聴かせてくれました♪

前半は「夏、によせて」と題し、夏にまつわるナンバーが並びました。
彼の巧みなトークで場を和ませ、演奏が始まると、泉のごとく涌き出るフレーズに釘づけになり、魅力溢れるステージでした。

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後半は、ベニーグッドマン生誕100年によせて、彼の名曲がずらりと並びました。
サプライズ企画として、彼のアレンジした「Memories of you」をピアノなしのクラリネットデュオで、Cantata特別ヴァージョンとして、谷口さんとご一緒させていただきました。
当日決まったことなので、最後のカデンツァを吹くことになり、どうなるのか直前までバクバク状態でした。後半のステージを客席で楽しんでいるうちに、素材が見えてきて、本番は、ガーシュインのフレーズなんかもサンドして遊んでみたりして、楽しいデュオになりました♪

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夏はジャズが合いますね!お客さまにも喜んでいただき、爽快な気分になります。
来月もJazzを企画しています。
先日ご一緒しました、岡田愛詩(Sax&Vocal)&田井聖子(Vocal)ご夫妻に、僕の大好きな井上ゆかりさんのパワフルでしなやかな歌心のあるピアノをお届けします。

写真:GP中の両氏
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Jazzのアドリブフレーズ [Jazz Live]

昨日、都内某所で、以前共演させていただいたSaxの岡田愛詩(岡崎広志)さん、Vocalの田井聖子さん夫妻と、たかまる夫妻が、次回のブレンドコンサート(JazzとClassicのブレンド)の場当たりをしました。

今回は、Jazzの経験のない家内も参加ということで、アレンジャーの岡崎氏(曲を書く時のペンネームです)にコードネームを全てピアノスコアに書いていただき、彼女はナインスやディミニッシュなどが組み合わさった今まで押さえた事のないような鍵盤の配置に四苦八苦しながら譜読みをしていましたが、何とか形になるもので、岡田さんの味のあるテナーが加わると、彼のオーラに包まれて、不思議とそれらしくまとまりました。70歳を過ぎても漲るパワーに愕然としました。

僕の方は、前回の「A列車で行こう」での書き譜を暗譜したアドリブに味を覚え、今回は、「Cute」と「Memorys of You」にも取り組んでみました。
実際に音に出してみて、前回と変わったことは、
作曲したアドリブフレーズを吹いていると、そのものよりも、違うフレーズを吹きたくなり、その場で変化していったことです。
Jazz Musicianも、初めは、人のフレーズをコピーして体に刻み込んでから、自分のものが出て来るということですが、僕の場合は、他の人のアドリブをいろいろと聴いてはいますが、それをコピーする気にはならず、自分が勝手にデッサンしたものを改良していく方が性に合っているようです。

他には、ブラームスの子守唄を女性VocalとクラリネットのDuoにアレンジしてみたものをやってみました。田井さんの温かい響きが実にしっくりきて、期待以上のものになりました♪
伴奏のないクラリネットデュオのものの作編曲はやったことがありましたが、
クラとVocalのみのものは初めての試みでした。本番が楽しみです♪
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興奮のLive in 赤坂 [ B♭] [Jazz Live]

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6/2、赤坂にあるJazz Live Spot [ B♭] に出演しました。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/4846/information-index.html

Vocalの田井聖子さんのProduceでお店を貸し切り、満員御礼の中、
『ブレンド・コンサート』という名目でのコンサート。
日本の歌からポピュラーナンバーをVocal、Clarinet、Piano、Guitar、Bassのクインテットによる岡田さんのオシャレなアレンジで演奏しました。
続いて、田井さんの素晴らしいMCに乗せられてJazzに初挑戦ということで、" When you're smilling"をバックホーンで参加。田井さんの甘く伸びやかな歌声とクラリネットが実に絶妙に溶け合いました。
僕のソロのコーナーも入れていただき、オリジナル曲の『舞』から『風の舞』をアカペラで演奏。Jazz Fanのお客さまにも受入れられ、反響があり、とてもうれしかったです!

後半は、世界中のステージで大活躍の名トランペッターで、岡田さんの大親友"Don Rader"をフューチャーし、エキサイティングなJazzステージでした。
Saxの岡田さんはVocalも素晴らしく、正に両刀の腕をお持ちで、
32Beatの激しいパッセージを、1音の狂いもなくスキャットでアドリブする様は、往年の名ギタリスト、ジョージ・ベンソンを思い起こしました!
"Don Rader"とは同い年の74歳とはとても信じがたいエネルギッシュで味のある演奏を目の当たりにし、内在する音楽の源泉を掘り起される心境でした。

アンコールは全メンバーで『A列車で行こう』を演奏しました。
1コーラスの後、各楽器でアドリブを回すところで、初めの設定では、最初に僕のアドリブを入れる予定だったのですが、今日のGPで急遽、一番最後の〆にやることになり、プレッシャーはピークな状態に!
というのも、これには仕掛けがあり、、
クラシックプレーヤーは普通アドリブをやらないだろうと、お客さんに思わせておいて、当日いきなり、『クラリネットもやってみなよ!』と僕にリーダーの岡田さんにつっつかれてウッソ〜〜と慌てながらもアドリブをやっちゃうという『演出』だったのです♪
みんなのアドリブをすっかり聞き役に徹してボケーっとしている様の演技指導も入りました^^

本番は、功を奏して、このアドリブの演出は大成功でえらい盛り上がりました
僕のアドリブは、本物のアドリブではなく、このためにアドリブフレーズを作曲してみて、それを暗譜したものですが、書き譜のアドリブも楽譜を見ない方が実にアドリブっぽくなりますね♪躍動感のあるワクワクしたフレーズになってくれました!

共演のメンバーの皆さんはベテラン揃いで、強力なサポートをいただきました。大角一飛(Bass)さんと同級で、出身高校もすぐ近くだったということが判り、世界は狭いものです。彼の味のある正確なベースにも惚れ惚れしました。

今年は、いろいろな意味で新たな分野にチャレンジする年になったようで、今回の経験もとても貴重なエキスとなりました

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

岡田愛詩(Sax)&田井聖子(Vo.) with DON RADER(Tp)
小谷教男(pf)、白川毅夫(cl)、原ともや(Guitar)、大角一飛(Bass)


[プログラム]
エーデルワイス、星に願いを、夏の思い出、出船、おぼろ月夜、
白川毅夫:無伴奏clのための『舞』〜風の舞
岡崎広志:愛の残り時間
虹の彼方に、君にほほえめば
Just one of those things
Stella by starlight
私のソフィスティケイテッドレディ
グッドバイ・マイ・ラブ
A列車で行こう ほか

DON RADERは、ウッディハーマン、カウントベイシー、メーナードファーガソンなどと共演したベテランで、今回は、パーシーフェイスオーケストラのメンバーで来日します。 こちらに彼の映像があります。
http://donradercds.tripod.com/index.html

Saxの岡田愛詩さんは、作曲家(岡崎広志として)、Vocalとしても活躍され、
あの11PMのオープニングテーマのスキャット(シャバダバシャバダバー)にも参加されています。
「原信夫とシャープ&フラッツ」のテナーで活躍、
「クインシー・ジョーンズ日本公演」にサックス奏者として参加されました。
現在、神楽坂「もりのいえ」にレギュラー出演されています。
http://www1.neweb.ne.jp/wb/okazakiltd/
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