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感謝! [ごあいさつ]

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4日に東京オペラシティで行われた室内楽演奏会、無事に終えることができました。ご来聴いただきました皆様方に心から御礼申し上げます。
 今回は、生まれて半世紀と、ドイツから帰国20年の節目としての会で、ドイツで共に学んだチェロの渡邉辰紀君とのアンサンブルが実現しました。彼の過密スケジュールの中、貴重な三回のリハーサルで曲を仕上げていくうちに、ドイツ・デトモルトのトイトブルガー森や、ブラームスが滞在していたお城の風景が思い出され、言葉数の少ないリハーサルでしたが、見る見る間に骨太でしっかりとした世界が築きあげられていきました。
 本番では、バッハのインヴェンションのチェロとのデュオでは今までで最高の響きを体感することができ、ベートーヴェンの「街の歌」を活き活きと演奏できましたが、思った以上にハードなプログラムだったようで、その後にブラームスの第2ソナタを演奏するのかと思ったら一瞬メゲそうになりました。。
しかし演奏が始まると、ホールの豊かな響き、温かなお客さまに支えられ、エネルギーが湧いてきて、無事に完走(完奏)することができました。
 後半のブラームスのトリオでは、気迫溢れる辰紀君のチェロに助けられ、支えられ、曲に集中できました。
 アンコールに、ベートーヴェンのSeptettのトリオ版~メヌエットと、この日のために書いたトリオ「Half Century」を、これまでお世話になった人々への半世紀分の感謝を込めて演奏させていただきました。
 東京オペラシティのリサイタルホールは、とても心地良い響きを持つホールで、ホールスタッフの方々にも気持ちよく対応いただきました。皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
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白川毅夫室内楽演奏会〜ドイツBのコンテクスト〜 [コンサートステージ]

たかまるは今年でドイツから帰国20年になり、それを記念してリサイタルをします。
ドイツ/デトモルトで共に学んだチェロの辰紀君とドイツを代表する作曲家の名曲を共演します。
バッハのインヴェンションをクラリネットとチェロでの演奏も楽しみです。
皆様のご来聴を心よりお待ち申し上げます。

公益社団法人 日本演奏連盟 山田康子奨励/助成コンサート
リサイタルvol.17 生誕半世紀記念
白川毅夫室内楽演奏会
~ドイツBのコンテクスト~

2014年4月4日(金)19時
東京オペラシティ リサイタルホール
(京王新線 初台駅(都営地下鉄新宿線相互乗り入れ) 東京オペラシティ直結)

全席自由¥4,000
チケット取扱い:東京オペラシティ 03-5353-9999
        東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650

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出演:白川毅夫(cl) 渡邉辰紀(Vc) 川辺千香子(Pf)

**Program**

J.S.Bach:2声のインヴェンション~第1番、9番、13番(Cl&Vc)

L.v.Beethoven:クラリネット三重奏曲「街の歌」作品11

J.Brahms:クラリネットソナタ 第2番 作品120-2

J.Brahms:クラリネット三重奏曲 作品114
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クラリネットの魅力 シリーズ3 [コンサートステージ]

この10月に六本木に新しくOPENしたデザインKホールにて二人でコンサートをします。
エレジーは磯部さんご自身のCDでも収録され、以前私もリサイタルで取り組みましたが、素晴らしい曲です。
L.バーンスタインのソナタも久しぶりに再演します。

お越しを心よりお待ちしております。

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クラリネットの魅力 シリーズ3
~ My Favorities 私のお気に入り♪ ~

2012年10月13日(土)13:30
デザインK ホール
(東京メトロ 南北線 六本木一丁目駅下車 2番出口 徒歩2分)

出演:白川毅夫(cl) 川辺千香子(pf)

**Programs**

G.ピエルネ:カンツォネッタ
磯部周平(A.F.G.Bach):エレジー
白川毅夫:アムゼルの森
L.バーンスタイン:ソナタ
白川毅夫:無伴奏クラリネットのための『舞』 序の舞 風の舞
J.ブラームス:ソナタ第2番 変ホ長調 Op.120-2

全席自由 一般¥3,000 学生¥2,000
http://k-eventcenter.com/?pid=44592200

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ありがとうございました。 [コンサートステージ]

去る5月29日に大泉学園ゆめりあホールにて、
クラリネットの魅力シリーズ2としまして、弦楽トリオとのCrusellのカルテット3曲全曲演奏会を無事に終えることができました。

天候の不安定な中ご来聴いただきました皆様方、誠にありがとうございました。

前回も同じホールでピアノとDuoをしましたが、ここのホールの響きにも慣れて、今回は音作りがしやすかったです。ホールと弦楽器との相性も良く、心地よい響きに包まれ、音楽に集中できました。

共演の皆様にも恵まれ、銀座のサロン Cantataで毎年1曲ずつ演奏する機会を持つことができました。そのことが今回の会に繋がった事にとても感謝しています。

Crusellのカルテット、その新鮮な音楽を奏でると、奏者が活性され、若返るような何とも不思議な体験をしました。
当日、午前に軽く1時間ほどリードの健康診断をし、午後3時過ぎから通しでリハーサル(ゲネプロ)を思わず2時間半ほどかけてしまいましたが、疲れをそれほど感じませんでした。さすがに唇の筋肉は年相応^^に疲労感が残りましたが、何とか切り抜けました。
いつもゲネプロは極力吹かないように体力を温存しようと固く心に釘を刺すのですが、、これがなかなかクールに行かないところが課題ですね。
かといって、温存を意識し過ぎると、かえって本番にテンションを保つのが不安定だったりします。

前半の最後に、息抜きの意味もこめて、たかまるのオリジナル曲を3曲続けました。(暖気、美手、Dance)どの曲もアンコール用に書いたもので、お客さまにも丁度いい箸休めになったようで何よりでした。

終演後にロビーでご挨拶をしていたら、FaceBookのリンクを通じて当日券でいらしていただいた芸大邦楽科で尺八を学ぶ学生さんに挨拶され、びっくりしました。彼は以前クラリネットをやっていて、クラリネットから尺八に目覚めて鞍替えしたとのことです。弦楽四重奏とMozartのQuintetのAdagioを尺八のソロで演奏されたこともあるそうで、ちょっと聴いてみたくなりました♪ 頭の柔軟さは若さですね!
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クラリネットの魅力 シリーズ2 〜弦楽器との輝き!Crusellの世界〜 [コンサートステージ]

この度、昨年に続きクラリネットの魅力のシリーズ2としまして、
弦楽トリオとクラリネットカルテットのコンサートをします。
場所は故郷でもある大泉学園の「ゆめりあホール」です。

銀座Cantataで毎年行われる新春コンサートでクルーセルを1曲ずつ演奏してきましたが、
今回、同じメンバーで3曲まとめて演奏します。
クラリネット奏者でもあった北欧の作曲家、クルーセルの、
わくわく活き活きとしたカルテットの集大成を堪能ください。
また、各年のアンコールピースとして書きためた 暖気、美手、Danceもお贈りします。
今回も新たに新曲「Macht Spass!~おたのしみ!~」を執筆中です。
ご連絡、ご来聴を心よりお待ちしております。

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クラリネットの魅力 シリーズ2
~弦楽器とクラリネットの輝き!Crusellの世界~

2012年5月29日(火)19:00
大泉学園ゆめりあホール
(西武池袋線 大泉学園駅北口下車徒歩1分)

出演:白川毅夫(cl) 飯島多恵(Vn) 福本とも子(Va) 北村祐美子(Vc)

**Programs**

B.H.クルーセル:クラリネット四重奏曲 第1番 作品2
B.H.クルーセル:クラリネット四重奏曲 第2番 作品4
B.H.クルーセル:クラリネット四重奏曲 第3番 作品7
白川毅夫:暖気(Danke)/美手(Bitte)/Dance

全席自由¥4,000

以下より、チケットを予約できます。
http://takamaru.pro.nu/
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ありがとうございました。 [コンサートステージ]

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22日に、故郷・大泉学園の「ゆめりあホール」にて、13回目のリサイタルを無事に終えることができました。いらしていただきました皆様、クラリネット協会の皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。

「ゆめりあホール」は演奏しやすいホールで、170席中、135席のお客さまに来聴いただきましたが、それほど音が吸われずに、広さにしては天井が高めなので、響きが適度に廻ってくれました。

前半は久々にフランスの作品を集めました。近代の作品は音域とダイナミクレンジの広さを要求されるので、リードの調整に手こずりましたが、結局、楽にコントロールできる反応の良い明るい音のものにしました。
田中カレンさんの「Always in my heart」はパリで書かれた曲で、ちょうど10年振り(前回は7月でしたが、同じ22日でした!)の再演になります。今回は、より音楽に集中でき、彼女の世界観を共有できました。
ドビュッシー、プーランクは大学時代の苦労の思い出がある曲で、当時は細かい部分ばかりが気になってましたが、今回は、大きく捉えることができ、色彩感を軸に大胆に取り組みました。ただ、、体力維持の課題が問題になり、ゲネプロ(当日のリハーサル)では、吹き過ぎないことを反省しました。(わかっちゃいるけど止められないんだよねこれが、、^^)

後半はドイツの作品で、リードも替えて演奏しました。
それが功を奏し、音楽に入り込め、音を楽しむ余裕がありました。
アンコールは白川の作品を2曲披露しました。
まず、「鎮魂歌」は無伴奏のもので、3.11の大震災で犠牲になられた方々を追悼する意を込め、衝動的に書いた曲です。
今回は4回目の演奏でしたが、以前、長野の森の中で奏した時は、野鳥たちが一緒に合掌し?合唱してくれました。
今回も、さらに思いが深まり、奏する度に、表現が深まっていきます。
続いて、デザートにピアノとデュオで「ロマンス」の演奏でコンサートを締めました。

今後、このホールを拠点に、クラリネットを含むいろいろな編成の作品を紹介し、クラリネットの魅力を伝えていければと思っています。
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クラリネットの魅力 シリーズ1〜Piano Duoの愉しみ〜 [コンサートステージ]

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クラリネットの魅力 シリーズ1
~Piano Duoの愉しみ~

2011年9月22日(木)19時開演
大泉学園ゆめりあホール
(西武池袋線 大泉学園北口下車徒歩1分)

全自由席¥3,000
(クラリネット協会員は当日券に限り会員証の提示で20%OFF)

出演:白川毅夫(クラリネット)
   川辺千香子(ピアノ)

**Programs**

田中カレン:Always in my heart
C.ドビュッシー:第1狂詩曲
F.プーランク:ソナタ
M.エリザベート:ロマンス
J.ブラームス:ソナタ op.120-2

故郷の大泉学園で、ピアノとデュオでフランス、ドイツの名曲を演奏します。
ここでシリーズ企画を始め、今後いろいろな編成でのクラリネットの魅力を紹介していきます。
田中カレンさんとは桐朋の同期で、Chester music、子供のためのピアノ作品をカワイ出版から出版されています。
今はカリフォルニア在住で教会オルガニストもしています。
この曲は、彼女の亡き母との思い出を綴った暖かい作品です。

以下のサイトでチケットが購入できます。
http://www2.ttcn.ne.jp/~takamaru-cl/live.html
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アーバン・プレイヤー [初演]

一昨日聴いた田中カレンさんの「アーバン・プレイヤー」がまだ耳に残っています。
この曲はチェロがソリストになる3楽章の協奏曲スタイルでした。
元クロノスカルテットのチェリストのために作曲されたもので、この日は、古川展生氏がソロを弾きました。
題名の「アーバン・プレイヤー」とは「都会の祈り」という、不安や緊張の中で生きる現在の人々の祈りを示唆しています。(プログラムノートから引用)

第2楽章の瞑想的な響きの中でのチェロとアルトフルートとの対話、第3楽章の2台のチェロによるエレジー(哀歌)が次第に光を帯びて希望に向かうオーケストレーションが響き渡り、身体に浸透していきました。

構成はとてもシンプルなのですが、彼女の色彩感覚、響きの層に心を打たれました。
決して派手な曲ではないのですが、終演後の暖かい拍手はいつもでも鳴り響き、
何度もカーテンコールがかかりました。

初演は2004年3月16日にバークレーにて、ケント・ナガノ指揮バークレー交響楽団。
チェリストはこの曲の動機となったジョーン・ジャンルノーによるものでした。

またの再演を熱望します。
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田中カレンさんの新曲 [初演]

今日は午前中にレッスンをしてから午後はリードを仕込んで、
夜は東京都交響楽団の定期演奏会に行ってきます。(サントリーホール)

大学の同期で作曲家の田中カレンさんからメールで、新曲(日本初演)のお知らせをいただき、とても聴いてみたくなりました♪
カレンさんは桐朋を卒業後にパリ、フィレンツェに留学し、現在は素敵なだんな様と米カリフォルニアで活躍しています。(教会のオルガニストでもあります)
時折帰国して、ピアニストの仲道郁代さん(彼女とも同期です)と子供のためのピアノ作品を発表しています。

彼女の曲には暖かな透明感があり、響きの移ろいが何とも美しく彩りが豊かです。以前僕のリサイタルでも「Always in my heart」という彼女の母の思い出を綴ったクラリネットとピアノのための作品を演奏させていただきました。また演奏してみたくなり、今年の9月22日にも再演を予定しています。
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ごぶさたしていました [初演]

ブログを書くのをすっかりごぶさたして気が付いたら相当な年月が経っていました^^

ふと気が向いたので、また復帰しようかと思っているんですが、いつまで持つかわかりません。まあ、気楽に行きたいと思っています。

新年も明けていつの間にか半月以上経ちました!
10日にコーディネートしている「銀座カンタータ」のサロンコンサートで、
昨年に続いて、今年もまったく同じ日に弦楽トリオとCrusellを共演しました。
http://ginza-cantata.com/index.htm

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弦楽とのアンサンブルはとっても心地よいです。
今回はA管(普通のクラリネットより少し長くて、やや体力のいる)の曲だったのですが、
一人で吹いているとやっとの長〜〜いフレーズも、弦楽器のボーイングと響きに支えられて、楽々と息が続きます♪

昨年のアンコールのために書いた『暖気(Danke)』をA管で演奏し、今回も新曲『美っ手(Bitte)』を書き下ろしました。『Bitte』とは、ドイツ語で、Danke(ありがとう)に対するBitte(どういたしまして)という受け応えの挨拶なのですが、筆を降ろしてみたらウキウキするメヌエットのようになってくれて無事に曲になりました♪

これからは、2/20にやるヴィオラとのトリオのコンサートに向けての準備です。
Mozart、Schumann、Bruchと名作揃いのプログラムでやりがいがあります。

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