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銀座Cantata〜Crusellカルテット〜暖気(Danke)初演♪ [初演]

10日の新春コンサートは、銀座Cantataにて、弦楽三重奏のプログラムにゲストで加わり、B.H.Crusellのカルテットを共演しました。
おかげさまでこの日はカンタータ始まって以来の大入りでした!
ご来聴いただきました皆様、ありがとうございました。

Crusellは18世紀の北欧フィンランド出身で、王宮カペレのクラリネット奏者でもある多才な作曲家です。同じ編成のカルテットを3曲書いています。
他にクラリネット協奏曲、オペラ、歌曲を多く残しました。
また、Mozartのフィガロやベートーヴェンのフィデリオをフィンランドに紹介した功績もあります。

彼の作品に接すると、幸せオーラが満開になり、活き活きとしたリズム、芳醇な弦楽の響きに包まれ、イタリアの作品かと思わせるような明るさに満ちています。
クラリネット吹きの作品なので、クラリネットのフレーズも吟味されており、それだけでなく、各弦楽器の持ち味も活かされている素晴らしい作品です。

共演の方々に恵まれ、助けていただき、とても気持ちのいい演奏ができ感謝です。機会があったら他の2曲にも取り組みたくなりました。

ヴァイオリンの飯島多恵さん、ヴィオラの福本とも子さん、チェロの北村祐美子さんとはそれぞれ違う場所、時期に知り合ったのですが、そのお三方が旧知の仲間だったそうでビックリ。僕も含め、4人とも出身の学校が異なっているのも珍しいことで、縁を感じました。

アンコールのお別れの曲として、この日のために書き下ろした新作「暖気(Danke)」を感謝の心を込めて初演しました。
弦楽トリオとクラリネットの編成の作品を初めて書いてみましたが、改めてクラリネットと弦楽の響きの心地良さを体感しました。
お客さまにも笑顔でお帰りいただき、気持ちよく〆ることができました。
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